「ウマ娘 シンデレラグレイ」聖地巡礼：オグリキャップの足跡をたどる旅

名鉄笠松駅

名鉄笠松駅は、名古屋鉄道の名古屋本線および竹鼻線が乗り入れる主要な駅で、笠松町の交通の要所です。アニメで描かれる「駅から競馬場へ向かう風景」「列車が来るホームの雰囲気」「駅前の町並み」がファンから「モデルのひとつ」と見なされており、聖地巡礼においてスタート地点として使われることが多いです。駅のホーム、改札、駅舎外観などで、作品中の光の当たり方や影の出方を見比べたり、駅前広場からの遠景で構図を探すのも楽しいですね。また、駅自体の施設として「ふらっと笠松」が隣接していて、観光案内やお土産などを入手できます。

勝運稲荷

笠松競馬場の正門近くに鎮座する「勝運稲荷」は、競馬場と切っても切れない存在で、地元の人々や競馬ファンから長く信仰を集めています。朱色の鳥居が立ち並ぶその姿は、アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』のウイニングライブシーンにも反映され、作品の重要な背景として描かれました。参道を歩けば、選手や観客がレース前に勝利を祈り、心を整えたであろう雰囲気を感じ取ることができます。 稲荷神社は商売繁盛や五穀豊穣を祈る場として広く知られますが、ここ「勝運稲荷」では特に競馬に関する勝利祈願が行われ、馬や騎手の安全と勝利を願う場所として大切にされてきました。

笠松競馬場

笠松競馬場は1949年に開場した地方競馬場で、オグリキャップをはじめとする数々の名馬を輩出した“名馬の故郷”として知られています。スタンドは地方競馬ならではの距離感の近さが特徴で、パドックで馬の表情を間近に感じ、スタートからゴールまでを肌で体感できます。『ウマ娘 シンデレラグレイ』においては“カサマツトレセン学園”や“カサマツレース場”のモデルとなり、スタンド、パドック、特設ステージ、正門、さらにはオグリキャップ像など、多くの象徴的な要素が描かれました。ファンにとっては、アニメのカットを重ね合わせながら場内を歩くだけでも感慨深く、まさに作品世界と現実が交差する空間です。

金華山展望台

金華山展望台は、岐阜市中心部を見下ろすことのできる高台の展望スポットで、標高約329ｍの金華山の山頂付近にあります。ロープウェイを使えば比較的楽にアクセスでき、徒歩の登山道も整備されています。ここからは長良川や岐阜市街、濃尾平野がパノラマ的に広がり、天気が良ければ遠くの山々まで見渡せるため、昼間の景観と夕方～夜景の両方が楽しめます。 訪れる際は、午後遅く〜夕方、あるいは夕陽が沈む時間帯が特に映像的で、光の変化や影の伸び方によって風景の印象が変わるのでおすすめです。山麓付近のドライブウェイ沿いには停車可能な展望スペースがあり、車で訪れる人も多いです。ただし夜間・早朝の通行制限がある区間もあるので、時間帯に注意が必要です。