山口市で巡る歴史と温泉の癒やし旅

一の坂川

市中心部を流れる風情ある清流で、かつて京都・鴨川にならって造られたと伝えられています。春には約200本の桜が川沿いに咲き誇り、夜間ライトアップされる並木道は写真スポットとしても人気。初夏にはゲンジボタルが舞う幻想的な時間もあり、川沿いに点在する町家カフェでのんびり散策するのもおすすめです。

瑠璃光寺五重塔

室町時代から続く古都・山口市の象徴的な名所。高さ約31.2ｍの檜皮葺（ひわだぶき）屋根を持つ五重塔で、「日本三名塔」のひとつにも数えられています。池越しに眺める静かな佇まい、四季折々の自然と塔の組み合わせが魅力で、夜にはライトアップも行われ、昼とは違った幻想的な表情を見せます。

山口県立美術館

山口市中心部に位置し、国内外の美術作品や地域ゆかりのアートを収蔵・展示する文化施設です。雨天時やゆったりとした観光ペースの日にも訪れやすく、旅の合間の休憩スポットとしてもおすすめです。

湯田温泉

約800年の歴史をもつ名湯で、「美肌の湯」としても知られています。白狐伝説にちなんだ「白狐の湯」の名も持ち、アルカリ性の泉質が肌に優しいとされています。温泉街には足湯スポットも点在し、観光の合間のリラックスタイムにぴったり。夜の散策も温泉街ならではのゆったりした雰囲気が楽しめます。

中原中也記念館

詩人 中原中也 の生家跡に建てられた文学館で、草稿・日記・詩集の初版本など貴重な資料を通してその世界観を体験できます。温泉街・湯田温泉エリアにあるため、温泉と文学散策を組み合わせるのにも適しています。